久々の外車!

しかも、お初の車です。

gaikan






DODGE NITRO

数週間前に【スーパーデッドニング】のみの施工をさせて頂きました。

その時に、スーパーデッドニング効果(箱の基礎)の重要性を充分体感し、ご理解いただけたんですが・・・


『純正でもこんなに音が良くなったんやったら、もしこれでスピーカー変えたら・・・???』

・・・と、早くも次の欲求がウズウズしてしまった様で...(笑)

この度、次のステップアップを決行!!



【スピーカー交換&スーパーインナーバッフル&スーパーチューニング】


まずは、スピーカーの選択から・・・

デモカー『POLO』を聴いて、選択したスピーカーがこれ

↓↓↓

ms6a4






将来的に、外部アンプまでシステムアップをすることを前提に、この『DLS Reference MS6A』をチョイス!

DLSのスピーカーは、個人的にも好きなスピーカーの一つです。
ジャンル問わずオールジャンルOK!な感じです。

特に、中域(ボーカル)の伸びやかさはめっちゃ気持ちよく、今回取り付ける『MS6A』はツィーターの直径が28mmと若干大きめで、その効果によりツィーターの音がミッドレンジの中域に自然に溶け込み、中高域の伸びやかさや空間を創りあげてくれます。


ただし・・・


いくらスピーカーユニットの性能(音色)が良くても、ただ闇雲に取り付けたんでは、せっかくのスピーカーユニットも100%の性能を発揮する事ができません。


結果思った音が出ず、聴き疲れして不快感を感じるだけになってしまいます。

宝の持ち腐れ・・・です(涙)

これではスピーカーユニットが可愛そうですし、第一にお金の無駄ですね(汗)。



そのカーオーディオのスピーカーって、“スピーカーユニット”として売ってるんですよねぇ〜
それを一般的にスピーカーとして売ってるわけなんですが・・・


先日、たまたまですが気になる記事を見つけました。


●スピーカーユニット●

理想的には、ひとつのスピーカーで人間の可聴域(およそ20〜20kHz)全体をあますことなく再生できることであるが、一般にそれは難しい。
しかし、特定の周波数帯域だけなら良い特性のスピーカーが設計し易いため、帯域に応じて

・サブウーファー(超低音用)

・ウーファー(低音用)

・ミッドバス(中低音用)

・スコーカー(中音用)※ミッドレンジとも言う

・ツイーター(高音用)

・スーパーツイーター(超高音用)

・フルレンジ(全帯域用)


と呼ばれるスピーカーが作られている。

これらは単体のときスピーカーユニットと呼ばれ、

普通は単体で使われることはない。


一般に低音域になるほど振動板の面積は大きくなり、コーン型が多くなる。
また、高音域になるほどドーム型やホーン型、および、金属素材の振動板が多くなり、リボン型スピーカーなども使われる。



●スピーカーシステム●

スピーカーユニット
エンクロージャーに組み込んだものはスピーカーシステム(または単にスピーカー)と呼ばれ、

これで初めて音楽などをそれらしく聴けるようになる。


〜以上(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)より抜粋〜


実際これを見て、変に納得した自分がいるのですが・・・(今更何を...(笑))

カーオーディオのスピーカーって、スピーカーユニットの部分であって、本来の音楽を聴く目的のスピーカーとして成り立ってないんですね!!


もともとスーパーデッドニング他の施工法が出来たのも、『スピーカーユニットをスピーカーとして活かすように』というコンセプトから考案されたんですが、改めてなるほどって思ってしまいました(笑)

スピーカーユニットをスピーカーとして活かす部分が『エンクロージャー(スピーカーBOX)』になるんですが、その一番基礎の施工が『スーパーデッドニング』です。




で、今回はスピーカーユニットを交換するに当たって、そのユニットを100%活かすために・・・

『スーパーインナーバッフル』&『スーパーチューニング』

の施工をしました。



その、『スーパーインナーバッフル』

door4sp1






純正はこんな感じで取り付けられています。

一般的なドアの形状と違って、ドアのインナーパネルほぼ全体が樹脂のパネルで出来ていて、スピーカーの土台も一体になっています。



純正スピーカーを外すと、こんな感じ・・・

door3






この状態でも付けようと思えばつくのですが、穴も合わないしスピーカーユニット自体の固定もしっかり出来ません。

ただ単に“取り付けただけ”になってしまいます。

それでも音はなりますが、せっかくの良いユニットの音色を引き出すことは出来ません。
ただ取り付けて音がなった・・・だけになりますね(汗)

それやったら、わざわざ大金出してスピーカーユニットを買う意味がないんやないかなぁ...


・・・と、思うんやけど。。。




『スーパーインナーバッフル』
は・・・

そのスピーカーユニットを活かす為にしっかりとした固定と音抜けを考慮し、取り付けるスピーカーユニットとドアの形状に合わせて一つ一つ製作していきます。

インナーバッフルなので、最終的には内張りがきっちりと留まらないといけません。
そんな制約の中で、最大限のバッフル効果が出る様に製作します。

今回は、純正の樹脂パネルが立ち上がった部分に埋め込み、一体化する事にしました。



ベースになるインナーバッフルです。

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左がスピーカー表面側で、右が裏側です。

小さな穴は、スピーカーユニットを固定する為の鬼目ナットを埋める穴です。
裏側は、背圧の空気がスムーズに抜けるようにアールをつけています。



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さらにバッフルボード自体の共振をとめるために、制振塗料をある一定の厚みで塗りこみます。
すでに鬼目ナットが組み込まれています。



このベースになるインナーバッフルを、純正の樹脂パネル部分に埋め込むのですが・・・

door3door2






そのままでは入らないので、余計な部分をカット!


と言っても、インナーバッフルを製作してからカットしなきゃ!ではなく、一番初めに施工に入る前から頭の中で、全て構想を練っています。

実はその構想を練るのが一番苦労する部分です。


いくら良い音の為といっても、車両側に何かしら影響をもたらすわけにはいきません。
そのあたりも全て考慮して構想を練っていくので、場合によっては考えてる時間の方が長い時があり、知恵熱でそうになります...(汗)

でないと、カットしてしまってからではもう遅い・・・
取り返しの付かない事になります。

一発勝負です(笑)


そのカットした樹脂の中にインナーバッフルを埋め込み・・・

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バッフルの側面に、あらかじめ埋め込んである鬼目ナットにボルトでガッチリと固定。


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さらに、特殊なボンドで樹脂部分とバッフルを固定し、さらにコーキング処理します。



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あとはスピーカーをボルトで取付け、ある一定のトルクをかけて締めこんでいきます。


ガッチリとドアの樹脂パネルと一体化になった、スーパーインナーバッフル。

そのしっかりとした土台に、スピーカーユニットをガッチリと固定。
この部分って意外と重要だったりします。

ギターで例えると、弦を固定してるブリッジに相当する部分。
弦がしっかりと固定されて、テンションが張った状態じゃないと音程も狂うし生楽器特有の倍音がのって来ません。

それと同じ事です。

音楽を聴いていて『あ〜気持ち良いなぁ〜』って感じるのは、その倍音がどれだけきっちりと響いてくるかにかかっています。


スピーカーユニットは、その倍音の基になる基音の発生源です。

その基音をまずはきっちりと出す環境を作らないと、最終的に『あ〜気持ち良いなぁ〜』って感じる音にはならないですね。


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上が、スーパーデッドニングとスーパーインナーバッフルの完成です。




次に、『スーパーチューニング』

これは、内張り自体がドア側からの振動をひらって共振し、余計な音を発するのを防ぐ施工です。

この施工を施すことにより、本来のスピーカーの音を明確に再生する事ができ、ボーカルや各楽器のそれぞれの音がハッキリと聴こえる様になり、音の定位も上に上がってきます。

よりツィーターとの繋がりも良くなり、ツィーター自体の性能も100%発揮できるようにもなります。

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完成〜(笑)

途中の写真撮り忘れた(汗)

内張り裏全面に、制振塗料をある一定の厚みで、何回かに分けて塗り込みます。
さらに吸音材を、あるポイントに貼っていき余計な音をシャットアウト!

あとは、内張りを取り付けて完成です。





今回で、『スピーカーユニット』音楽を聴くための本来の姿である、『スピーカー』になる事が出来ました。

この一番重要な出口の部分が出来ていてこそ、後にシステムアップするヘッドユニットや、外部アンプ、ケーブル類などの各ユニットの良さも明確に解る様になります。

結果、それらに投資する費用対効果も明確になりますね。