7月から超多忙でブログアップする時間がなかなか取れない(汗)
そして気付けば8月も終わり、すでに9月に突入しています!!!

流石にブログも放置しすぎなので、何とか時間作って以前(もう3ヶ月も前…)入庫していた
CX-5ネタです。

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納車したてホヤホヤで入庫。

フィットからの乗換えです。

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このフィットの詳細はこちらをご覧ください。

このフィットから外してCX-5に移植するユニット達はこちら…

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スピーカーはDLSの最高峰ユニット「スカンジナビア」のミッドとツィーター。

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パワーアンプは最高の駆動力と深みのあるサウンドを奏でる「モスコニ」。

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ヘッドユニットは定番のカロッツェリアP01。

このシステムは、アライブで唯一のデジタルマルチシステムです。
と言っても、P01のクロスオーバーのみ使用でタイムアライメントやEQは使いません。

アライブサウンドはスーパーシリーズの各施工法で「心で感じるサウンド」を創り出すのがポリシーです。
タイムアライメントやEQ重視で、「作りました!」的なサウンドとは目指す方向性が違いますので使用しません。

それにカーオーディオ本来の目的は「車の中で気持ちよく音楽を聴く」事であって、タイムアライメントやEQの数値ばかりを弄る事が目的ではないですからね(笑)



まずは一番の基礎である「スーパーデッドニング」の施工から。
この基礎創りをしっかりと決めておかないと、全てが台無しになってしまいます。

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純正スピーカーです。

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洗面器のような土台です(笑)
オーディオレスで購入なので一度も音を出さないまま外されてしまいました(笑)


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ドア内部を丁寧に脱脂処理後、アウターパーネル裏のポイント部分に制振材を貼り付けしっかりと押さえます。
スーパーデッドニングでは、ドアのアウターパネルでベース音などの低音域の心地良い余韻を作り出します。

制振材を貼る大きさ、量、場所によって、そのベース音の余韻の鳴り方が変わってきます。
貼るポイントは、アウターパネルの大きさや厚み、プレス形状等を考慮しているのですが、その根拠は何百台と手掛けて来た多種多様の車両やシステムへの、スーパーデッドニング施工の経験値から生み出されています。

スーパーデッドニングは、カーオーディオの枠に囚われず「車で音楽を心地良く聴きたい」と言う思いから考案したアライブオリジナルの施工法です。

画像を見ていただければわかるかと思いますが、制振材を短冊状に小分けにカットしてポイント部分に貼っています。

これを真似してかどうかはおいといて…(笑)

数社の某オーディオメーカーからも予めカットされた「ポイント制振材」なる物が商品として売られていますが、これってどうなんでしょうね???

スーパーデッドニングでの小分けした制振材の意味は、それを貼る事が目的ではなく「ドアの響きをコントロールして心地良いサウンドの基礎を創る事」が目的であり、制振材はその手段の材料の一つなんです。

ポイント制振材をどのポイントに貼るかが重要なんですけどねぇ…
まぁメーカーさんはそれを売ることが目的なので、そういう意味では間違ってはいませんが…


話を戻しまして…(笑)

今回はフルシステムを一気に施工なので、スーパーデッドニングは一旦ここで中断。
次にスーパーインナーバッフルの製作に取り掛かります。

スーパーインナーバッフルは取付けるスピーカーユニットと車両に合わせて一つ一つ製作します。
役割としては、スピーカーユニットが本来持っているクオリティーを、最大限発揮出来る環境つくりの土台になる部分です。

まず始めにドアパネルにしっかりと固定でき、バッフル効果が出せるような形を考えます。
内張り内クリアランス、スピーカーユニット奥行き等々を考慮して頭の中で設計して行きますが、この工程が一番重要で時間がかかります。
その割に目に見える形の物はありませんので、工程が進んだ気がしないのですが…(汗)

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頭の中の設計図を元に、まずはドアのインナーパネルと固定するベースを製作し、仮固定して位置合わせ。

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バッフルとドアのインナーパネルをがっちりと固定する為の鬼目ナットを埋め込む穴位置も決め、各パーツを製作します。

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再度バッフルを仮固定し、固定用ボルトを通す穴位置を決めて穴を開け、更にスピーカーユニットの背圧がドア内部にスムーズに抜けるように開口部をカットして広げます。

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カットした部分はバリを取り、更に手で触っても切れないくらいにペーパーで切り口を削ります。
切り口は錆止め対策のタッチアップ塗装をします。

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バッフルのパーツを組み上げ、スピーカー裏側は背圧がスムーズに抜けるようにアール状に広げます。
更にスピーカーユニットの響きが満遍なくドア側に伝わるようにバッフルの角は全て削り、最終的には番手の細かいペーパーを使って手作業で丁寧にバッフル全面を均して仕上げます。

この「手作業」という工程がとても大切です。
変な話かもしれませんが、この工程で「念を籠める」のです(笑)
めっちゃ怪しいですねぇ(笑)
でも、これが「物創りの基本」だと思います。


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怪しい手作業(笑)で完成したスーパーインナーバッフル全面に、制振塗料ダイポルギーを何回かに分けてしっかりと塗りこみます。
バッフル自体の余計な共鳴防止と、防水対策の為です。

予め開けておいた穴に鬼目ナットを埋め込みます。


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これが完成したスーパーインナーバッフルです。

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ドアのインナーパネル側に、ステンレスキャップボルトを使用してしっかりと固定します。


スーパーインナーバッフルを固定したところで、次にツィーターのピラー埋め込み加工です。

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ツィーターを固定する為のベースリングを製作。

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フロントガラス全面から降り注ぐようなサウンド空間を作り出す、最適な位置角度にベースリングを仮固定します。

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ピラーを外してパテで成型します。

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ピラー全面にもダイポルギーを塗りこみます。

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内装色と違和感が出ないような生地を貼り付けます。


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ピラーを取付けて完成です。



続いてパワーアンプの取り付けと、各配線のワイヤリングです。

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アンプは助手席下へ設置しますので、各ケーブルをワイヤリングする為にシートやステップのパネル類を全て外します。

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アンプを設置する為のアンプボードも設置場所に合わせて製作。

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各ケーブルをカーペット下へワイヤリング。

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アンプボードとアンプを設置して、各ケーブルをアンプへ接続。

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シート下へすっぽりと収めました。

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ヘッドユニットも取付け完了。

ここまで組み上げてやっと音が出せる状態になりました。
音出しが出来るようになったのでスーパーデッドニングの続きです。


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スピーカー裏の背圧があたる部分に、NEWアクワイエ吸音材を貼り付けます。

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スピーカーを固定し音出しをしてドアのインナーパネルに伝わる振動をコントロールしながら制振材を貼り、しっかりと押さえつけていきます。


以上で「スーパーデッドニング」と「スーパーインナーバッフル」の完成です。


最後に内張り裏に施工する「スーパーチューニング」です。

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途中の写真を撮り忘れていました(汗)
いきなり完成です(笑)

内張り裏全面に惜しみなく制振塗料ダイポルギーを塗り込み、ドア側からの振動によって起こる余計な共鳴を止めます。
さらに内張り内での音溜りを消す為に、各所に吸音材を貼り付けます。

これによりスピーカーユニットから出てくる音を邪魔するものがなくなります。
それにより音の飛びがよくなりますので音場が上に上がり、更に適正な角度であわせたツィーターとの音の繋がりも良くなります。

結果、サウンドがフロントガラス全面から降り注ぐような、心地良い車室内サウンド空間になります。

これがアライブサウンドです。