初代レガシィさんのスーパーインナーバッフル制作、いよいよクライマックスです!!

では昨日の続きから。

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位置決めしたボルトを通す穴(赤丸部分)の穴あけと斜線部分のカットを行います。

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まずは鉄粉が飛び散らないように養生をします。
特にドア内部には新聞紙を突っ込んで入念に行います。

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そして霧吹きでたっぷり水をかけておきます。
こうすることによって細かい鉄粉が飛び散りにくくなります。

これをやっておかないとドア内部に鉄粉や切りカスが飛び散ります。
そしてドアの中で錆びまくります(汗)
その錆が徐々にドア本体に浸透していき結果とんでもないことになってしまいます。

実は他店で施工した車でそんな状態になっている事例を何台も目の当たりにしてます。
そうなってからでは対処のしようがありませんのでこのような養生は入念に行うのです。
地味な作業で意外と時間がかかりますが絶対に省くことはできない工程なのです。


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カット中の写真を撮り忘れました(汗)

以前レヴォーグでカットしている様子の動画を撮っていますのでこちらを参考にしてください。

 
※ クリックするとインスタグラムに飛びます。

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カットした部分に錆防止の塗装を施します。

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リングのバッフルを製作してインナーバッフルに引っ付けます。
専用の木工ボンドでがっちりと一体化させます。

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大まかな形が出来ました。
ここからさらに細かな加工を施していきます。

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インナーバッフル裏側のスピーカー開口部分を、スピーカーの背圧の空気がスムーズに抜けるようにアール状に加工します。

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徐々にアールの形状を大きくしていきます。

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ある程度までは機械で削っていきますが、最終段階は滑らかなアールになるように手作業で微調整していきます。

ところでなぜこのような加工を施すかと言いますと、ラッパの先を思い浮かべてみて頂ければわかりやすいかと思います。

rappa
ラッパの先端は必ずアール状になっていますね。
拭いた息がスムーズに抜けるため(まともな音を出すため)にこのような形状になっているのです。

身近なものだとこれなんかも同じような形状になっています。

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換気扇です(笑)
換気扇の羽の周りもアール状になっていますね。
換気扇は空気を吸いだして換気をすることが目的ですが、アール状にすることによってスムーズに空気を吸い込む事が出来るようになっています。

ラッパも換気扇もその物の役割を最大限引き出すためにこのような形状になっているのです。
全て意味があるのです。

スピーカーの裏側からも音が出ます。
音が出るという事は空気が流れるという事ですので、よりスムーズに流れるような状況になっていないとスピーカーの性能を最大限引き出すことが出来ませんね。

その為にスーパーインナーバッフルの裏側はこのようなアール状に加工しているのです。


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あと角を丸く削ります。
スピーカーから伝わる響きがまんべんなくドア側へ伝わるように角を落とします。

これでスーパーインナーバッフルの形状は出来上がりです。

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続いて制振塗料ダイポルギーを塗り込んでいきます。
防水効果とインナーバッフル自体が共鳴しないようにする効果があります。

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何回かに分けてしっかりと塗り込みます。

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しっかりと乾燥させます。

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裏側です。

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お次は鬼目ナットを埋め込みます。

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ドアの内側からボルトで固定するための鬼目ナットです。

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こちらはスピーカーを固定するための鬼目ナット。
ねじ込みタイプです。

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ボルトでスピーカーを確実にしっかりと固定できるようになります。

いよいよドアにスーパーインナーバッフルを固定します。

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ステンレスのキャップボルトで固定します。

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あらかじめドアのインナーパネルとの接地面にコーキングを塗っておきます。

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ハイッ、固定完了!!(笑)

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インナーバッフル縁はコーキングで一体化。

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ドア内部側にはコーキングをたっぷりと塗り込んで完全防水加工です。
これで高野豆腐にはなりません(笑)

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助手席側も同様に施工。

しっかりとコーキングを乾燥させた後、いよいよスピーカーを取り付けます。

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もともとスピーカーケーブルをスピーカー端子に半田付けされていました。
この状態だとスピーカーを外すときにスピーカーケーブルも引っこ抜く必要があり非常に面倒です。

またスピーカーケーブルを通す経路も変更して長さが足らなくなったので、この部分だけスピーカーケーブルを変更しました。

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アライブ定番のシャークワイヤーに交換。
銀コーティングを施しており、非常に繊細な音で忠実に音の信号を伝えてくれます。
音のレンジも広がります。

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スピーカー端子にはこれで接続します。

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スピーカーの振動でボルトが緩まないようにロックタイトを塗っておきます。
完全に固着するタイプではないので問題なくスピーカーを外すことも可能です。

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スピーカー付きました!!

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助手席側もバッチリ。

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内張りを仮付けして干渉しないかチェックします。

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抜群のクリアランスです!!
自画自賛です(笑)

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スピーカー周りにエプトシーラー吸音材を貼ります。
エッジ部分に干渉してはいけません(笑)

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内張りグリル部分にもエプトシーラーを貼ります。

あとは内張りを取り付けて完成です。


最後にアンプのゲイン調整です。

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助手席下のアンプでフロントスピーカーを鳴らしています。
実は運転席下にもアンプが設置してあり、こちらでリアスピーカーを鳴らしています。

どちらのアンプもゲイン調整はアンプの上面にあります。

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その為に運転席、助手席ともシートを外す必要があります(汗)

理想を言えばシートが付いた状態でゲイン調整が出来る方がベストなのですがこれは物理的に不可能ですね。

まずはメインスピーカーのフロントのゲイン調整から行います。

そしてリアスピーカー・・・
ん?なんか違和感が・・・

どうも位相がおかしなことになっている雰囲気です。

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アンプ側で左右ともプラスマイナスを繋ぎ変えてみたところ違和感のある音は改善せず。
という事はどちらか片側の位相がおかしいのだろう。

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という事でリアスピーカーを外してみる事に。
リアスピーカーはラゲッジルーム左右のリアショックの上に付いています。

カバーを外してみると・・・

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破れてる!!
しかも両方とも!!
これは経年劣化の影響でしょう(涙)

とりあえずこれは仕方ないとして外してみる。

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予想的中!!
右側のプラスマイナスが逆につながっていました(汗)

繋ぎ直してゲイン調整再開。
先程までの違和感ありありの感じが無くなり、フロントスピーカーとの音の繋がりも自然になりました。

前回のスーパーデッドニング時にリアスピーカーを鳴らすと何とも気持ちの悪い感じがあったのはこれが原因だったのですね。

ゲイン調整が出来たのでシートを取付。

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写真ではわかりにくいのですが、計算通りの抜群のクリアランスです!!


という事で以上ですべて完成です!!
ご清聴ありがとうございました(^O^)/

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