
オデッセイです。

和歌山市よりお越しいただきました。
遠路はるばるありがとうございます。
ご依頼いただいた施工内容は、アライブ定番メニューの「スーパーデッドニング」施工です。


内バリ外します。

スピーカーは某量販店にてカロッツェリアに交換済みです。


ビニールを外していきますが、ホンダ特有のふにゃふにゃブチルがちょっと曲者です(汗)
ただ単に引っ張って剥がそうとするとビヨォ〜ンと伸びるばかりで、そこら辺に伸びたブチルがひっつきまくって後々大変なことになります(^◇^;)


ある溶剤を少しずつブチルの隙間に垂らしながら焦らずゆっくりと剥がしていきます。

綺麗に剥がれました。

残骸(笑)


ドア内部も丁寧に脱脂処理。
意外と汚れが少なかったです。
下準備が終わったところで(ホンダ車はここまでに結構時間かかります)本番スタート!!

まずはアウターパネル側の施工。
指先でコンコンと叩きながら鉄板の響きを感じ取り、制振材を貼るポイントを探ります。
そのポイントは多種多様の車を何百台と施工してきた長年の感覚で掴み取っています。
ちなみに同じ車種が来てもその都度同様の施工を行います。
制振材を貼る位置云々ではなく、アライブサウンドの決まった響きになるように制振材を貼ってドアのパネルの響きをコントロールしていきます。
ですので同じ車種でも制振材を貼っている位置や大きさが全く違いますが、出来上がるドアのパネルの響きは同じになります。
スーパーデッドニングは制振材を貼った結果の音を作っているのではなく、アライブサウンド(いつまでも聴いていたくなる心地よいサウンド)が奏でる響きになるように制振材を貼っています。
闇雲に制振材を貼る一般的なデッドニングだと音は変わりますが、果たしてそれが狙った良い音になっているのかな?って感じですね(^◇^;)
ただその変わった音が「良い音なのか悪い音なのか」を判断するのは難しいところではありますけどね。
そこが一般的なデッドニングとスーパーデッドニングの大きな違う点です。


あえて適当にカットしてある制振材の中から最適な大きさのものを選んでポイント部分に貼っていきます。
はじめは大まかに貼っていき、徐々に細かくカットして響きを微調整していきます。


全て貼り終えたらヘラでしっかりと押さえつけていきます。




ドアの下の方は手が入りにくくて非常にやりにくいです。
押さえ漏れの無いようにしっかりと押さえていきます。

運転席側も同様の工程を行います。
左右対称に同じところに貼るのではありません。


つづいてスピーカー裏の背面部分に吸音材を貼り付けます。
スピーカー裏から出る音が反射して悪影響を及ぼすのを防ぎます。
貼り付ける面に耐熱ボンドを吹き付けて粘着を強化します。

貼りました。


つづいてサービスホールを塞ぐ工程です。
ゴム室の制振材をサービスホールの大きさにカットして貼り付けます。
サービスホールの縁にも耐熱ボンドを吹き付けて粘着を強化しておきます。

塞ぎました。
と簡単そうに書いてますが、この工程も結構難易度が高いんです。


ドア内部から出てくる車両側のケーブル類を上手く交わしながら貼っていく必要があるのですが、これが意外と頭悩ませるのです(汗)。
塞ぐ順序やケーブル類を通す経路等をよく考えて貼っていかないとやり直しで、材料も時間も無駄にしてしまいます。
そして最終工程。

スピーカーを取り付けてここから実際に音楽を鳴らします(この工程用の厳選した曲)。
音楽を鳴らすとスピーカーの振動がドアのインナーパネル全面に伝わります。
実はこのインナーパネルに伝わる余計な響きが、スピーカー本来の音の邪魔をする最大の原因です!!
スーパーデッドニングではこのインナーパネルの響きをコントロールして、スピーカー本来のクオリティーのサウンドを引き出します。
手をインナーパネルに触れて響きを感じ取って制振材を貼るポイントを探ります。
スピーカー周りが一番響きが強いのでまずはここからスタートします。


最適な大きさの制振材を選んでポイント部分に貼ります。
そしてすぐにヘラでしっかりと押さえつけます。

押さえつけた後次のポイントを探り同様の工程を繰り返していきます。
そして・・・

完成です!!

助手席側も同様の工程を行なって完成です。
以上で全て完成です。
ありがとうございました。
ちなみにスーパーデッドニング(フロントドア)の価格は、66,000円(税込)となっております。
が、近年の材料費や光熱費等の高騰の影響で値上げをさせていただくかもしれません。
その時は事前にお知らせいたします。
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